この記事は2014/6/5配信のナレーターメルマガ(無料)vol.251に連載されたものです。
猪鹿蝶マネージャー狩野貴子インタビュー(後半)
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■トビー上原&よしいよしこのキャスティング理由
=TBS「Nスタ」=
Nスタがリニューアルするという時、スタッフが「特集コーナーにインパクトを持たせたい」と話しており、トビーの声の存在感を、マネージャーとして提案したんです。
よしいよしこは「アナウンサー系の安定感と、読みのふり幅」でした。彼女の場合「Nスタに提案してみる?」ときいたら、すぐに「報道向けサンプル」が送られてきたことが大きいです。
■良いと思うサンプル・思い出しやすいひと
「ひとつの軸の中での振り幅」「インパクトがあるサンプル」「得意とするものがわかりやすい」です。これらがあれば作り手に提案しやすいからです。
また、会って喋ったことがある人は、やっぱり思い出しやすいです。ブログなどで発信している人も。コミニュケーション能力が低い人は、いざという時に思いだせなかったりするんです。
■キャスティングで考えること
忘れない存在感をもつ声を探しています。そういう声には、いつのまにか「その声に合いそうな番組を探して」います。プレイヤーからパワーをもらうことで、マネージャーは魂を突き動かされ、売り込みにいく原動力になるのです。
それからまだまだ足りないのは「バラエティをガンガン読める3枚目の女性」ですね(笑)
■マネージャー狩野氏から読者に一言!
自立したプレーヤーの手助けができる存在でありたいですね。ともに時代を切り開けるように。(終)
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