猪鹿蝶,フリーナレーターのキャスティング,ナレーター募集,ナレーション,

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この記事は2016/5/5配信のLinkIconナレーターメルマガ(無料)vol.304に連載されたものです。

2016年のテレビ業界はのっけから大激震!
「夜の報道といえば」というほどの長寿番組のキャスターたちが相次ぎ降板!
いわば「古館雪崩」ともいうべきおそるべき波動によって、日テレを除く各局が看板番組をリニューアルする熾烈極まりない事態となった!

2月~3月にかけて連日連夜行われた大型オーディションの数々!
2015春の「情報大戦争」を彷彿させる、声事務所の仁義なき戦い!1次のボイスサンプル選考から始まり、2次、3次のオーディションを経ていく中で死屍累々とナレーターたちが倒れていく中……最後にステージに立っていたナレーターとは?!

そんな中、今年も「猪鹿蝶3マネージャー」が、赤坂の夜に集結する!
春の総括、そして秋に向け何を語るのか?!

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大窓王:今年もマネージャーに集まってもらったのは、2016年もまた猪鹿蝶のナレーター募集をはじめるにあたって「春改編と報道バトルロワイヤル」の総括をしようということで。今季もまた「帯番組(月ー金でナレーションを担当する)」がたくさん決まって、新番組も多いのでまだゆっくりとはいかないけどね。

狩野:今期のTV業界のポイントとして『報道番組の大刷新』があげられますね。なかでも今期は猪鹿蝶は大躍進したといえます。

武信:ベルベットオフィスの山崎優が担当してきて、数字も好調な「ニュースZERO」を除く、TBS、CX、テレ朝、に加えて、NHKの看板報道までリニューアルになりました。

狩野:そんな中、CXが局の存亡をかけて臨む「ユアタイム」には、猪鹿蝶から「相原嵩明」「目黒泉」が揃って帯で決まりました。相原は洋画吹き替えなどを中心にナレーション以外ではこれまで活躍してきたいわば中堅ではありますが、レギュラーまではいかず、ナレーションで売れる難しさを痛感していました。
目黒さんは長く声優養成所をめぐり、30代中盤まで鳴かず飛ばず。バーズでも遅咲き中の遅咲きでした。誰も目黒を報道に、とは考えませんでしたし、初レギュラーが帯!本当に快挙だと思います。

武信:TBS「ニュース23」の帯には、加藤有生子が選出されました。こちらもアテレコ系出身で、コツコツと仕事はしてきたものの大きなヒットがなかったのですが、存在感ある声と誠実な読みが評価してもらえたんだと思います。また、スポーツコーナーには児玉ユウスケくんが帯を。児玉くんは昨年春の「シブ5時」と合わせて2本の帯を抱える売れっ子に急成長したことになります。いやぁ2014秋に初めてバーズに学びに来た時には誰も想像してなかっでしょうね。

大窓王:そのほか新番組などはどういう状況かな?

武信:昨年から合わせて考えると、引き続いて「国民的ヒット作のあるベテラン声優」が目立ちますね。シュワルツェネッガーやちびまる子ちゃんのナレーターなど。
NHKではガンダムアムロ、さらにテレ朝「報道ステーション」では弱冠30歳の声優沢城みゆきさんが大抜擢。彼女も「新ルパン」で峰不二子役をしているなど、国民的知名度を持っていることが大きいかと思われます。

狩野:深夜番組には「ベテランナレーター」の起用が進んでいますね。これまで深夜枠は制作費も少なく、結果ギャラも少なく、ベテランは敬遠気味だったのですが……では制作費がないかというと、セットやキャスティングを見る限りそうとは思えない。つまり、深夜枠にもギャラが出るようになってきたということではないかと分析します。

大窓王:好景気については、数年前から実感していたけど……これまで上層部にしか浸透していなかった”好景気”がいよいよ降りてきたと判断できるね。では新人にとって逆風かな?

狩野:いえ、そうとも限りません。「予算があると、番組がリニューアルしやすい」ということはあるかもです。ガラっと雰囲気を変えたり、新コーナーでテコ入れをしたり。新人はそういうところを狙えるといいですね。
「ナニコレ珍百景」「私の何がイケないの?」「ペケポン」など、ゴールデンのバラエティも長寿系のものが多く終了して、新番組をスタートさせています。これらの新番組も、秋には何かの動きがありえるかもしれません。

武信:今季の特徴として、マネージャー視点では「決定が早まってた」というのもあります。従来は3月末くらいにパイロット版を放送して、それから本番目指して放送直前にナレーター選考、という形が多かったのですが。今季は「すでにナレーターさんは決まってまして」というのが多かったですね。パイロット版からナレーターが変わること自体も少なかったように思う。

狩野:そうそう。それと、「ぼんやりイメージでキャスティング」が減ったように思います。従来は電話かかってくる段階ではスタッフ側にもイメージなく「うーん…なんとくなく女性とか…低い声とか…」と言いながら、ふたを開ければ男性、なんてこともしばしばあったのですが、今季は結構「女性で色っぽい」など、演出意図がはっきりしていたように思いますね。

大窓王:ふむふむ、そこでイメージのある声優起用が増えたということか、合点がいったね。……とするとサンプル作りとしては「自分の”強みやイメージ”をはっきりと打ち出す」という対策が考えられるかもしれないね。だが”強み”の把握は一人では難しい。プロマネージャーや、一線で活躍する講師と話しておき、「自分の位置」を掴んでおくことが肝要だね。今日は忙しい中、二人ともありがとうございました。

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